結局DTMソフトは何を買えば良いのか??

DTM講師/作編曲家である私が考えるDTMソフト選び

Step One DTM School自由が丘教室の無料入室相談会/体験個人レッスンにご参加いただいた方からいただくご質問の中で、一番多いのが「DTMソフトは何を買えば良いですか?」というものです。

しかし、DTMソフトは何がオススメか…というのは、正直「これが良い」というのは、言いにくい状況です。

というのも、もはやこれだけDTMソフトが成熟してきた今、このソフトには出来て、あのソフトには絶対に出来ない…ということは、まったくありません。

そのため、ご相談いただいている方がプロの演奏者さんで、「仕事上の都合、DTMを使わなければならなくなった」というような方だったり、CM音楽作曲家さんで「仕事で一応DTMは使っているが、そんなに得意ではない」ということで、当教室にお越しいただいたり…というようなケースでは、ある程度個人的な意見をお伝えするようにしている一方…

ことDTM初心者の方には、あんまりにも重箱の隅をつつくような機能の違いをお伝えして「このDTMソフトが良い」と言ってしまうと、返って混乱を招いてしまうので、あまり多くのことは言わないようにしています。

ちなみに、「絶対に○○が良い」と、特定のDTMソフトを推す方がいらっしゃると思います。

この場合、その方がなぜそうおっしゃるのかと言えば、
「長らくその特定のDTMソフトを使っていて慣れているから」
この一言に尽きます。

慣れていれば思い入れもありますし、慣れていないものには、どうしてもストレスが溜まってしまいますので…そういった意味では、私も使ったことがないDTMソフト…例えば、Studio Oneとか、Sonarなんかは、やはり評価が落ちてしまいます…。

「じゃあ、どうすれば良いの??」

ここに尽きると思うのですが、2016年2月現在の私なりの意見をまとめてみたいと思います。

Steinberg Cubaseの評価

私のメインDTMソフトで、10年間使っているソフト。
私にとって一番慣れているDTMソフトなので、やはり一番好きなDTMソフトです。

【個人的に感じる良い点】

  • ドラムの打ち込み専用画面「ドラムエディタ」が非常に使いやすい
  • 多数の奏法を特定の鍵盤を入力することによって切り替える「キースイッチ」の打ち込みに便利な「VST Expression」が手放せない
  • オートメーションが書き込みやすい…特に、放物線をサッと書けるのが手放せない
  • 曲完成→納品時に行うパラ書き出しが早い
  • Macはもちろん、Windows環境でも癖なく動く
【個人的に感じる悪い点】
  • リストエディタが使いにくい
  • MIDI編集コマンドが多くない
    • どちらかと言うと、マウスで視覚的に感覚的にちょこまかエディットする方が得意
  • 付属する音色や音素材のクオリティーや量はLogicに比べれば少し劣る

Apple Logic Proの評価

5年前に購入し、レッスンのみで使用。実際の制作の仕事で使うことは私はありません。

【個人的に感じる良い点】

  • 他のDTMソフトと比較してもとにかく安い
  • MacユーザーにとってApple純正ソフトウェアである安心感
  • 低価格の割に、付属する音色や音素材(ループ)が豪華で大量に付属
  • ドラムの打ち込みが苦手な方でも簡単にドラムパートが作れるDrummerが凄い
  • GarageBandに慣れた方なら、すぐに使い方が分かる
【個人的に感じる悪い点】
  • MIDI編集コマンドが難解
  • ピアノロールウインドウが見にくい(Cubaseのように音名C3,D3等が表示されない)
  • オートメーションが書きにくい
  • Windowsに対応していない…Appleがソフトウェア開発元の会社を買収してMac専用となった経緯があるので当たり前なのですが。
  • 音色プリセットが豊富だが、作り込まれすぎているため、初心者にとっては逆に分かりにくい。

Avid Pro Toolsの評価

【個人的に感じる良い点】

  • オーディオ編集において便利な機能(ナッジ等)が充実
  • MIDI編集コマンドは、MIDIの打ち込みで定評のあったDigital Performerをそっくりそのまま移植したような感じで、痒いところに手が届く使いやすさ
  • プロ用業務スタジオで多く導入されているPro Tools HDとデータ互換性があるため、自宅で作ったデータをそのままスタジオに持ち込むことが出来る
【個人的に感じる悪い点】
  • サブスクリプション方式導入のため、維持コストが高くなった
    • 7万円で買いきりにするか、年間4万円払い続ける…これがアマチュアユーザー向きとは言えない
  • 付属する音色が少ない
  • ドラムエディター等初心者にとって使いやすい機能はなく、マウス入力中心の楽器演奏が苦手なユーザーを支援するような機能がほとんど無い…ある意味プロ向き感が強い
  • Windows/Mac両対応ソフトだが、Windowsでうまく動かすためにはかなり一苦労するため、実質Mac専用という印象が強い

Avid ( アビッド ) Pro Tools with Annual Upgrade (Ca…

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価格:75,816円(税込、送料込)

結論、当DTM教室では以下のソフトをオススメします

Windowsユーザーの場合…Steinberg Cubase
Macユーザーの場合…Apple Logic Pro
WindowsとMacを両方お持ちの場合…Steinberg Cubase

個人的には、Cubaseは仕事する上で手放せないという感じなのですが、Macユーザーの場合、Logic Proの値段の安さと機能の充実度には目をみはるものがあります。
どうぞ、皆様のDTMソフト選びのご参考になれば幸いです。

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