私がCubaseのココを気に入って使い続けている2つの理由

Steinberg Cubase

こんにちは、Step One DTMスクール自由が丘教室です。

さて、当DTM教室は、現在CubaseとLogic,Pro ToolsのDTMレッスンに対応していますが、当DTM教室の代表講師が作曲家として仕事する時に使っているDTMソフトはCubaseです。

そこで、私がCubaseを仕事で使い続ける理由を書かせていただきたいと思います。

ただ、その前に…やっぱりCubaseが一番自分に合っているなと思うのは、私が作る音楽ジャンルに理由があると思いますので、前提として挙げさせていただきますと…

私が作る音楽ジャンル
  • J-Popバンドサウンド
  • J-Popダンストラックサウンド
  • 劇伴(ポップス系)
  • 劇伴(クラシック系)

Logic ProもPro Toolsも扱う私からすると、どのDTMソフトでも作業に必要な機能は付いていますから、大きなところでは別にどのDTMソフトでも良いと思います。

しかし、私にとってCubaseを仕事で使い続ける理由は、生ものシミュレートのしやすさ、特に、劇伴系の楽曲を作るときにCubaseでないと辛いと思うことがあるのです。

VST expressionが最高に使いやすい

VST expression

VST expressionは、Cubase Proのみ使える機能ですが、これがとにかく私になくてはならないものです。

VST expressionは何をするための機能かと言いますと、キースイッチに対応した音源を快適にコントロールするためのものなのですが、大抵キースイッチは、楽器の音域外のキーに設定されています。

上の画像では、1stバイオリンパートのピアノロールなのですが、バイオリンはF#2以下は音域外になる楽器ですので、大抵C1ですとか、C0あたりからキースイッチが設定されている音源が多いです。

もちろん、ピアノロール上にアーティキュレーションが割り当てられているノートを入力すれば、奏法を切り替えていく(レガートだったものをピチカートに変えるetc…)ことは出来るのですが、1stバイオリンはほとんどの場合、C4あたりの高さ中心に演奏され、C5あたりを使うことだって当たり前になされます。

そのため、例えばC1にレガート、C#1にスタッカートが設定されている音源があったとしましょう。

C5を打ち込んで、C1を打ち込んでは、B4を打ち込んで、C#1を打ち込んで…

こういうことをしようとすると、画面を上下にスクロールしながら入力を進めていかなければなりません。

メンドくさい…ホントそれがメンドくさい…

ちなみに、VST expressionは、ピアノロールの下画面、ベロシティなどが表示されている箇所に常時表示されています。

そのため、たとえ打ち込んでいる音域がキースイッチが設定されているキーレンジから離れていても、上下の画面スクロールの手間が省けるので、効率よくじっくりプログラミングが出来るのが最高です。

キースイッチが使えるようなソフトシンセは、サードパーティのオーケストラ音源(ViennaやEastWest,Spitfire Audioなど)から、ギター音源,ベース音源など、生モノシミュレートに特化したものに多く見られますが、これらをキースイッチを使わないベタ打ちで使ってしまうと、せっかくの表現力が台無しになってしまうことが多いです。

しかし、キースイッチを使ってプログラミングするのって案外手間ですので、レッスン受講者様のデータを見ても、途中で心が折れてしまっていることが多い…

それをある程度解決出来るのがVST expressionですし、これがないと私は仕事にならない!!くらいに思っていて、Cubaseを愛用する理由のひとつになっています。

オーケストレーションをやってみたい方はもちろん、私みたいな非ギタリストがDTMの最難関ギターソロを打ち込みで乗り切るなんて時にも非常に使える機能ですので、シンセ中心のトラックしか作らないよっていう方でなければ、VST expressionをCubaseを選ぶ理由にしても良いのではないかなと思っています。

放物線ツールが最高

これをCubaseが好きな理由にしている方ってどれくらいいらっしゃるんだろう…と思うのですが、私にとってすごく重要なのです。

さて、放物線ツールとは何なのか…下の画像をご覧下さい。

Cubase放物線ツール

MIDIのオートメーション,プログラミングをするときに、エクスプレッションですとか、モジュレーションを書き込むというのは、作る音楽ジャンル問わずよくやる作業だったりします。

シンセならば、CC1モジュレーションを書き込むと、フィルターが開け閉めするようなプリセットとかよくありますし、オーケストラ音源でしたら、CC11ではなく、MIDIキーボードでコントロールしやすいようにCC1モジュレーションにエクスプレッションが割り当てられていることが多いです。

で、私はこのようなコントロールチェンジのデータ書き込みによく使うのが放物線なのです。

別にどのDTMソフトでも直線のラインツールは用意されていますし、フリーハンドで書き込むことも出来ます。

しかし私は、放物線で変化していくのが一番音楽的な気がしているのです。

この愛用している放物線ツール的なものは、Logic Pro Xでもオートメーションカーブツールで作ることは出来るのですが、ツールを切り替えないと放物線を描くことが出来ません。同じことをLogic Pro Xでやろうとすると、数アクション増えてしまうわけですね。

もちろん、Logic Pro Xユーザーの方からすれば、そんなものフリーハンドで描けば良いじゃないかっていうのもあるのですが、私は大変絵心がない人間のため、マウスでフリーハンドなんてしたら、ガッタガタのデータになってしまう…その点、音楽的な(だと思っている…)放物線をさっと描けるCubaseは、クオリティーの高い楽曲作り=しっかりとしたMIDIプログラミングをするためには、私にとって最高と言いたいわけなのです。

まとめ
Cubaseは…
  • 生楽器シミュレートが曲作りに必要な方
  • オーケストレーションをやってみたい方
  • サードパーティのソフトシンセをガッツリ使いこなしたい方
という方にオススメです!

DTM講師

私がCubaseを仕事で使う理由、万人に当てはまらないものかもしれないけど、2つご紹介させていただきました。
MEMO
VST expressionは、Cubase Proのみ対応の機能です